ここから私の人生の
第三章が始まる!
そんな気持ちだった。
引っ越しでバタバタ家の中を
片付けつつ、毎日の様に元夫とLINE。
公正証書は
元夫の返事が遅かったり
なんだかんだ訂正を入れられたりと。
この期に及んでいかに
二の足を踏んでいるかがヒシヒシ伝わった。
ここまで来てなお、
養育費について尻込みしているなんて
最後まで本当カッコ悪い男だな。
離婚選んで大正解。
そう思わせてくれてありがとう。と
逆に感謝の気持ちすら湧き上がる程だった。
(あーでもないこーでないと、やり取りがとにかく面倒)
予定より原案の完成が
かなり遅くなった。
そして春先は公証役場が
混んでいるらしく、
当分先の予約になってしまった。
仕方なく公正証書完成よりも先に
離婚届を出す事になった。
(元夫を信用していないから、本当は同時が良かった。)
元夫に、離婚届を先に書いてもらい
私が記入した後、
1人で出しに行くつもりでいた。
しかし、
元夫がいない間に前の家を出たので、
家の鍵の返却や、
逆にもらわなければいけない書類等もあり
どうせなら一度で終わらせよう。
(何かにつけてあーでもないこーでもないと文句を言うので、
何回もやり取りしたくない。)
お互い合意の元、離婚届を先に
一緒に出しに行く事になった。
本当は1人で正々と出すつもりだった。
しかしこの頃にはもう、
婚姻届も2人で提出した訳だし、
離婚届も2人で提出すればいっか!
という気持ちになっていて、
前ほど元夫に対する嫌悪感も
なくなってきていた。
(しばらくまともに顔を見ていなかったからだと思う。)
役所に行くと、
先に元夫が待っていた。