【自由な時間論争】の末、
私の部屋の扉にグーパンチの穴が
見事に開いた。
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自由な時間とは
...
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2024.10.13
新築だった。
引っ越してきて、
まだ1年も経っていなかった。
この穴を見て元夫は
何も思わないのだろうか？
そんな事を思いながら、
私はその穴を見る度に傷つき
自分でDIYして塞ぐことにした。
外せる取手や金具は全て外し
ボコっと凹んだ部分が目立たないように
貼って剥がせる壁紙用のシートを
何枚か重ねた。
元々この色でした。となる様に
頑張って綺麗に全部を覆った。
そしてまた金具を全て取り付けた。
しばらく冷戦状態になり
数週間は口を聞かなかった。
その間にDIYされた扉を見ても
元夫は何も言ってこなかった。
不思議で仕方なかった。
日に日にイライラよりも
モヤモヤが募っていった。
元夫が何を考えているのかわからない。
数週間して、私から話し合おう。
と言った。
話し合えば分かり合える。
この頃はまだ、そんな風に思っていた。
話し合いでは、悪かった。
やり過ぎた。もうしない。反省してる。
そんな風に言っていた。
今ならわかる。口先だけだと。
だって、
数週間、反省の色なんてあった？
壊れた扉も、私のことも、
ただ放置していたじゃない。
反省しているわけないよ。
この頃の私はまだ、
信じたかったんだと思う。
反面、どこかでうっすら
わかっていた様にも思う。
元夫は数週間、何もしなかった。
行動が全てを物語っている。
ということを。
夫婦だからこそ
見て見ぬふりをしてしまいたい。
だって、真実と向き合うのって
めちゃくちゃ怖い。
