【離婚の定義】離婚して下さい

夫婦関係に長いこと悩んでいた。

問題が起こる度に話し合いをした。

 

時間をかけて話し合い

気持ちが通じ合った気がしていた。

 

でもしばらくすると

また同じ様な話し合い。

 

何度か繰り返してから

話し合いが意味のないものだと

気が付いた。

 

気持ちが通じ合ったと思ったのは

私の勘違いだった。

 

後にも先にも

元夫から、話し合おうと言われた事は

一度もなかった。

 

私はずっと孤独を感じていた。

 

ある日、また同じ問題が起きた。

話し合える気力は

もう既に残っていなかった。

 

その日から

自問自答を繰り返し

離婚したいのか、したくないのか。

自分の正直な気持ちと向き合った。

 

既に元夫と一緒にいる事が苦痛になっていた。

だけど子供の事や様々な事を理由に

見て見ぬふりをして過ごした。

 

それが楽だったから。

 

幸せってなんだろう?

何不自由なく生活できている。

それだけで幸せ。

 

頭ではわかっていても

心は納得していなかった。

 

最後まで、私の気力が戻る事はなかった。

そのうち、私の離婚の定義が定まった。

 

【幸せになる為の手段】

 

今はまだ、人生の途中。

通過点でしかない。

私がどう生きたら幸せかなんて

誰にもわからない。

自分の中にある。

 

死ぬ時もっていけるもの。

沢山のお金や沢山の知識ではない。

【経験】や【思い出】

何かに書いてあった。

 

当時の私にもの凄く刺さった。

 

人生一度きり。

後悔しない生き方をしようと決意した。

 

私は楽しく生きることを選んだ。

 

元夫に、大事な話があると伝えた。

 

久しぶりに顔を突き合わせた。

「離婚して下さい」

元夫に伝えた。

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