改めて元夫が提示してきた紙を
じっくり読んだ。
◾️親権
りりが譲らないと思うから、譲ります。
この書き方。
らしいな。って思った。
はじめから親権をもつ気がない。
でもそうは言えない。
かと言ってお願いしますとも言いたくない。
精一杯の表現が、これだったのだろう。
予想通りだった。
◾️子供との面会交流
月1回。
なるほど。
そんなもんでいいのか。
私からは、まだ何も要望を伝えていない。
最初から元夫の希望通りにするつもりだった。
なぜなら
ここに私の意志は
介入させたくなかったからだ。
どっちが決めたとか、決めてないとか
子供には関係ない。
子供を傷つける結果には
なるべくしたくないと思っていた。
もし子供が私に対して
「お父さんともっと会いたい!」
と言ってきたら
「そうか!じゃぁお父さんに聞いてみよう!」
と言えるように、
余白を残しておきたかった。
月1回の希望は、
予想よりもあっさりしたものだった。
この2点は
私にとって願ったり叶ったりだった。
このまま話を進めよう。
問題はお金に関する項目だ。